2011年

8月

11日

交響詩「モンタニャールの詩」と吹奏楽

昨日、某高校の吹奏楽部の生徒4人が、ウチにリコーダーのレッスンを受けにいらっしゃいました。

ベルギーの作曲家、ヴァン デル ロースト(van der roost)の吹奏楽作品で、中間部にリコーダーコンソート(カルテット=4重奏)の部分が少しだけあります。

ほんの1分程度ですが、曲のサビの部分ともとれる、曲全体の構成上非常に重要な部分であることに間違いありません。


僕はこの曲を10数年前に、大阪市音楽団と共に、ソリストとして本邦初演とCD録音に参加していたのでした。

確か、初演はフェスティバルホール?、録音がアルカイックホール、、録音はCDのクレジットにあるのですが、初演時は記憶があまりはっきりとしません。

楽譜を探してみるものの、回収されているのか?見当たらない。

初演時と録音時でメンバーも少し変わっているので、数パート練習したような記憶があり、

結局どこのパートを吹いていたのかもはっきり思い出せない。

CDを聴くとおそらくトップのソプラノを吹いている模様(汗)

相変わらず自分の記憶力の無さに愕然とする。

 


さて、そのリコーダーのソロ部分は、いわゆるルネサンス時代の舞曲風で、古楽畑にとっては耳なじみのある雰囲気ではあります。

しかし実際に吹いてみると、変拍子であることはさておき、内声にユニゾンになる部分が多かったり、僕が感じるにポリフォニック(多声音楽風に)には書かれていないので、内声の旋律にあまりつかみ所がない。それと楽器の音域と音量の特性上、4本の楽器がバランスよく聞こえづらい感じがします。

私達の録音ではバロックタイプのモダンリコーダー(もちろん木製)を使用しているのですが、もし楽器の都合が付けば、モダンピッチのルネサンスタイプのリコーダーのセット(あるのか?)などで演奏すると、アルトの低音部なんかも良く鳴り、音色的にも音量的にも美しいと思われます。


レッスンに来られた4人は、ソプラノ以外はプラスチック製のリコーダーでしたが、それなりに綺麗に演奏されていましたよ。音色はともかく、音程は違ったメーカーの木製同士よりは同じメーカーのプラスティック製の方が良く合います(合うはずです)。

リコーダーのアンサンブルは、弦楽四重奏やサックス、フルートなどのアンサンブルのようなダイナミックは出ないので、違った聴かせ方をしなければなりません。そこらへんを中心にレッスンしました。


僕の吹奏楽経験は、高校の時(帰宅部バンドマン時代)、吹奏楽部に人数が足りなかったので太鼓要員として顧問の先生に参加させられたり、

府立高校の講師をしていた時には、OBの方々や他顧問の先生に助けてもらいながら、人数の少ない吹奏楽部の指導と指揮とフルート、あとフルートの吹き振り?とかもやっていました。

当時は時間が無くて、自分の活動も忙しく、吹奏楽部をじっくり見てあげれなかったことを未だに悔やんでいます。


けど、体育会系のあのノリは嫌いではないなぁ。